2007年6月8日金曜日

岡山県立大学「データベース」第7回

  • 実施日: 2007-06-08(金) 2限
  • 講義内容: SQL(1) (SELECT文の概要)
  • 講義ノート
今日の講義から、この講義の第2のヤマ、SQLの説明に入りました。SQLの構文は多岐に渡りますが、その中で最も代表的なSELECT文をまず取り上げます。SELECT文は SELECT ... FROM ... WHERE ... という形をしており(他の句がつくこともあります)、概ね「FROM句で指定した表からWHERE句で指定した条件を満たす組についてSELECT句で指定された書式の表を出力する」という意味になります。今日の講義で示した通り、これらの句の指定をいろいろ代えることで、関係代数の選択、射影、結合、自然結合(これは来週取り上げます)に相当する問合せを記述することができるようになっています。

今日の講義で説明したJOIN句は、教科書になりそうな書籍には書かれていない構文ですが、実際の関係データベースでは結合を表す構文として使われています。まずはJOIN句を使わない書き方ができるようになって頂ければよいと思いますが、実際にはJOIN句も使われますので、そのつもりで知っておいて頂ければと思います。

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