2008年4月30日水曜日

コンパイラ:第3回

  • 実施日:2008-04-30(水)1限
  • 講義内容:正則表現と有限オートマトン
  • 講義ノート:2章(既配布分の続き)
この講義では、正則表現(正規表現、regular expression)と有限オートマトン(finite automaton)という概念を説明しました。これらは情報科学では非常に重要なもので、コンパイラに限らず、文字列検索、通信プロトコルなど、あちこちで登場します。是非、この機会に知っておいてください。

なお、今日お話しした有限オートマトンは決定性有限オートマトン(deterministic finite automaton, DFA)というものですが、理解しやすくするため、一部(未定義の遷移の扱い)で定義を簡単にしています。厳密な議論は大学院の講義「形式言語理論」で扱います。

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