- 実施日:2008-06-13(金)2限
- 講義内容:表2つに対するSELECT文、ORDER BY句
2008年6月18日水曜日
2008年6月16日月曜日
休講通知:形式言語理論
先週からの風邪がまだ続いていて、声を出すのがしんどい状態が続いています。咳もきついし…講義の記録を掲載するのが滞っていますが、そんな状況ですので、いましばらくお待ちください。
さて、体調がまだ回復していないので、明日(6/17)の形式言語理論は休講にします。急な話で申し訳ないのですが、あしからずご了承ください。ここをご覧になった方は、お友達にも連絡してあげて下さい。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。
2008年6月12日木曜日
学内向け連絡:教務システムの説明会
おそらく近々掲示が出ると思いますが、ここでも書いておきます。
今年度後期から、県立大学の教務関係の手続きが一部電子化されます。学生さんに関連する部分としては、履修の登録・閲覧、成績の閲覧が学内のパソコンからWWWブラウザ経由で行えるようになります。学部、大学院とも対象です。
このシステムに関する説明会が6/23(月)〜6/27(金)の期間に開催されます。日程は掲示その他の公式アナウンスを参照して下さい。
2008年6月4日水曜日
コンパイラ:第7回
- 実施日:2008-06-04(水)1限
- 講義内容:LL(1)文法(その1)
- 配布資料あり(5章)
前回までの文脈自由文法を基に、LL(1)文法による下向き構文解析について話をはじめました。今日は、トークン列を順次読みながら解析木を作っていく過程をイメージしてもらうために、例を用いた直観的な説明を中心に話を進めました。LL(1)文法の説明にはFIRSTとFOLLOWという2つの集合が欠かせないのですが、この導入も兼ねて、直観的な説明を行ったつもりです。
前回積み残していた左再帰についても説明を行いました。左再帰の除去は、LL(1)文法による下向き構文解析では欠かせない作業です。なぜこれが必要なのかは、一通り話が進めば、だいぶ分かっていただけるのではないかと思い、今日はお話していません。まずは左再帰の除去が必要だ、ということで理解をしておいて下さい。
来週はFIRSTとFOLLOWの定義、計算方法から始めます。
情報通信工学演習C:第6週
- 実施日:2008-06-03(火)3・4限
- 実施内容:発表会
全ての班が結果を出して、しかも半分くらいの班が最速アルゴリズムに近いところまで到達するとは思ってなかった。正確に言えば、計算量的にはO(kn)(ほんとの最速はO(n))だが、多くの場合O(n)になるというアルゴリズムである。かなり嬉しい誤算であった。今後が楽しみやなあ。
形式言語理論:第7回
- 実施日:2008-06-03(火)1限
- 講義内容:正則言語の性質
- 教科書4.1〜4.3節を抜粋
前回までお話した正則言語(有限オートマトンで受理される言語、正則表現で表される言語)の性質についてお話をしました。ただし、4章は、理論的には興味深いが現実の応用には結びつきにくい話も含まれているため、内容を抜粋しながらお話しています。教科書は比較的平易に書いてありますので、理論に興味を持っている方は一読してみるとおもしろいと思います。
お話したのは、反復補題(4.1節)、集合和・補集合・共通部分に関する閉包性(4.2節)、正則言語に関する空集合判定問題や所属性問題(4.3節)です。結論そのものとともに、証明の考え方も知っておいてほしいと思います。
データベース(システム)・データマネジメント(スポーツ):第8回
- 実施日:2008-05-30(金)2限
- 講義内容:関係論理、関係データベース管理システムの概要、SQL(1)
- 講義ノート(SQL)、講義ノート(関係論理)
SQLはRDBMSに関するあらゆる操作をカバーしており、様々な構文が用意されています。ですが、この講義では、最も代表的な文であるSELECT文を中心にお話を進め、他の構文については簡単に触れるに留めます。また、個々のRDBMS固有の構文についても触れません。実験演習を伴わない講義であるために、話を聴いて退屈しない部分に絞るほうがよいと考えたからです。
また、前回までお話してきた関係代数とSQL(特にSELECT)は、一見関係なさそうですが、そうではありません。SELECT文によってRDBMSに問合せが送られると、RDBMS内部で、問合せと同等な関係の操作を行って結果を返します。このRDBMS内部の関係操作が、関係代数に基づいているわけです。
SQLは、皆さんがこれまで学ばれてきたプログラミング言語とは異なり、処理したい計算手順を記述することはしません。その代わり、結果として得たい表の満たすべき条件を記述します。その意味で、関係代数と並んでRDBMSの数学的基盤となっている関係論理(relational calculus)と近い部分があります。この講義では、関係論理についてもごく簡単に紹介しました。
データベース(理大):第8回
- 実施日:2008-05-29(木)7・8限
- 講義内容:関係データベース管理システムの概要、SQL(1)
- 講義ノート(SQL)
ここまで理論的な話が続きましたが、今回からしばらくは、現実の関係データベース管理システム(RDBMS)寄りの話をします。まず、RDBMSとはどのようなものか全体の概要を紹介しました。ついでRDBMSを操作するときに用いられる標準言語となっているSQLについて、その概要を述べ、代表的な文であるSELECT文の最も基本的な使い方を紹介しました。
SQLはRDBMSに関するあらゆる操作をカバーしており、様々な機能が用意されています。ですが、この講義では、最も代表的な文であるSELECT文を中心にお話を進め、他の機能については簡単に触れるに留めます。また、個々のRDBMS固有の機能についても触れません。実験演習を伴わない講義であるために、話を聴いて退屈しない部分に絞るほうがよいと考えたからです。
また、前回までお話してきた関係代数とSQL(特にSELECT)は、一見関係なさそうですが、そうではありません。SELECT文によってRDBMSに問合せが送られると、RDBMS内部で、問合せと同等な関係の操作を行って結果を返します。このRDBMS内部の関係操作が、関係代数に基づいているわけです。
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